一本釣りと網漁 きゃーたす

おおかみ

2012年09月17日 16:44


皆さんの中には釣りを趣味にしている方もいらっしゃると思いますが、「魚が針を飲み込んだ」ということを経験なさった方も多いと思います。
この釣針は、きゃーたすが、概ね一ヶ月間で販売した魚のエラや内臓に引っ掛かっていた物です。

魚の漁の方法には、大きく分けて一本釣りと網漁に分けられます。

網で取る方法は、大量に獲れる代わりに網や魚同士がぶつかって身の部分に打撲傷のような傷が付きます。
この傷が付くと刺身にした時に身にたくさんの血液が入って網目状の模様が付いたりします。
こうなると見た目が悪いばかりではなく臭みが出たりして味が落ちてしまいます。

刺身にする魚として最高なのは、一本釣りで釣って、沖締めという作業をした物です。

画像のサバは、長崎県五島列島で一本釣りされて、えらの所を上に向けて折って背骨を破壊し、即死させたものです。


これ以外にも手カギの「殺し」と呼ばれる物を使って 脳を一刺しにしたりします。
画像は、一般的な手カギで、「殺し」ではありません。

その他にも、ブリなどは、手カギで殺した後に、針金などを使って脊髄を抜いて臭いが映らないようにします。

スーパーマーケットなどで刺身用の魚をお買い上げになる時は、ウロコが削れているようなものは、選ばないようにした方が得策ですね、網で取った価格の安い魚を刺身用で売っているスーパーもよく見かけますから。













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